Windows7 から無償アップデートして使い始めた Windows10 ですが、いまだにどうにもスタートメニューに馴染めません。これを 7 とほぼ同じにしてくれるフリーソフトをご紹介します。
■ Windows10 のスタートメニューに違和感が…
Windows7 が来年の1月にサポートが終わってしまうので、そろそろ Windows10 に切り換えようと考えている方は多いのではないでしょうか。
Windows10 を使い始めて、いきなり使い勝手で気になってしまうのが左下角にあるスタートメニュー。7 のに慣れきってしまっているのか、場所を多くとるのもあって違和感ありありです。(8 はもっと大きかったです)


7 と違って左側に最初からソートした状態で表示してあるので、アプリケーションをたどりにくいです。右側のピン留めエリアは場所をとるのでいらないかな。コントロールパネルへのアクセスは「設定」(歯車のアイコン) に統合されつつありますが、まだまだ中途半端と感じます。シャットダウンボタンも欲しいです。まあ、タッチパネルで触れることにも適した UI デザインなんでしょうね。
■ Classic Shellというフリーソフトでスタートメニューを Windows7 風に改造する

スタートメニュー を改造した例
Classic Shell (フリーソフト、寄付歓迎)
Classic Shell の一部の Classic Start Menu と Classic Shell Update をインストールします。(Classic Shell Update は、Classic Shell の最新版がでたときに教えてくれる、必要なければインストールしなくてもいいです)
今回はインストールしませんが、エクスプローラや IE も改造可能です。

Classic Shell Update 以外は除外する
■ Classic Start Menu の設定
Classic Start Menu の設定 (Classic Start Menu Settings) は多岐にわたりますので、Windows7 風にする代表的な項目を図で紹介します。「すべての設定を表示する」にチェックをいれておいてください。


Aero と少しだけ異なりますが、Windows 8 のスキンもいい感じだと思います。

その他にも、細かくいろいろな設定をかえることができます。
■ Windows10 の違和感をかなり解消すること間違いなし !
スタートメニューを 7 風にするだけで、かなり使いやすくなると感じます。 Windows の設定でまだうまく統合されていないコントロールパネルへのアクセスも断然良くなります (よくわからない場所にあるのが結構ありますからね) 。 よく使うアプリケーションは、今後は 10 のスタートメニューやタスクバーでピン留めするべきなんでしょうね。XP から 7 のときもそうだったんですが、7 の時代も長かったので 10 にはまだまだ慣れないです。
October 2018 Update (1809) をした Windows10 で Classic Shell を使っていますが、今のところ不具合はありません。カスタマイズ系のソフトは不安定になりがちですが、こちらは大丈夫でした。非常に助かっています。